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2008年10月 3日 (金)

枕元の本晒し 3日目

よく「継続は力」といいますが、
この本を読んでるとつくづくそれがよくわかりますねえ。

ってことで今回は
P1000506
『しろー駄作劇場~ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの優雅な生活~
                    著:しろー大野 メディアワークス

もともとは角川発行の「マル勝PCエンジン」に掲載されていた
『ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの優雅な生活』っつー
クソ長いタイトルの2ページ漫画で、後に角川御家騒動の余波で
「電撃PCエンジン」に移動して『しろー駄作劇場』(略してし駄げ)へ。
所謂、ファミ通における『しあわせのかたち』みたいな漫画でした。
その『しあわせのかたち』との最大の違いをあげるとするならば、
この漫画、作者のデビュー作で、当時の作者は
すんばらしく絵が下手だった
という点(笑)。
01

ところがぎっちょんちょん。
これが回を重ねるごとにどんどん上手くなって行くのですな。
02

もともと才能が有ったんだろうなあ。
その後サムライスピリッツの漫画とか描いてましたけど、
そのころはもう「絵の上手い漫画家」のカテゴリにいましたからねえ。
筋肉好きなのは最初からだったみたいですが(笑)。

絵はさておき、内容ですが。
これがまた、徹頭徹尾バカ漫画
バカ漫画の基本はエキセントリックな登場人物ですが、
この作品の場合はその名前からしてエキセントリック。
主人公のムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティをはじめ、
第1話で死んでしまった彼を改造して蘇らせたスイエイ・ハヤーイ博士
3話に敵の刺客として登場し、いつのまにかレギュラーになっていくミスター死語
ヤコペッティの戦友で、工事現場の物品に異様な執着を持つ
カーネルグロテスキー青木ド・エマニエル、黄色い稲妻キリンマン、etc……
そんな奴らが毎回ドタバタやるわけですが、
一応メインストーリー的なものもあるにはあるけども、
後半に行くに従って全く意味をなさないものになっていくあたりもこれまた(笑)。

台詞回しも独特で
「ホルヘ・バカ!!」「しみるゥ!!」だの
「心の底から偽善者になったナリ」だの
「くらえ!殺人光線!」「ひょわぅぅ」「でもキリンだから平気です」だの
もうなんともいえない味わいが、この……ね!(笑)

そういうわけで古本屋で見かけることもめったにない本ですが、
見かけたら即ゲットして問題なし!
個人的にぜひ読んでいただきたいエピソードは未完の傑作「ビーム番長」
あの話はいろんな意味で最終兵器だと思うわ(笑)。

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