枕元の本晒し 4日目
やっぱり、2日休むと書き出しにパワーがいりますな。
週末に休息を取るにしても1日が限界か。
ということで、重い筆を振るうために気合を入れつつ
本日紹介するのは
『不死テクノロジー』 著:エド・レジス 訳:大貫昌子 工作舎
一言で言ってしまえば「傲慢」な科学者達を描いた本です。
科学至上主義者、といっても良いかもしれません。
とはいえ、その科学者達が言っていることは、
決して現在の科学を無視したトンデモない事ではなく、
あくまで、現在の科学の延長線上にある「可能性」であり、
いつかきっとたどり着く場所の話なのです。
人間の冷凍保存の話から始まる本書は、その後、民間宇宙ロケット、
スペースコロニー計画、ナノテク全般と進んでいき、
挙句には「心」のコピー、人工生命・人工宇宙、
惑星と恒星の分解と再構築へと至った後、
結論としては、その全ての技術が行き着く先は、
全知全能と不老不死(しかも、人類の、ではなく、宇宙全体森羅万象の)、
という話になっていきます。
これを「傲慢」といわずしてなんというべきか(笑)。
本書の発行は15年前、原書に至れば18年前の本ではありますが、
今読んでも面白いし、センセーショナルです。
むしろ、その15年の間、この本にかかれている「傲慢」なアイディアのうち、
いくつが実現したのかを調べてみるのも、また楽しいのではないでしょうか。
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